リキサンパワー（1981年生、母イスズアロー）

リキサンパワー（1981年4月21日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のオーバーサーブ（当時9歳）と交配したイスズアローが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠伊藤牧場。戦績は、中央平地29戦5勝2着6回、地方1戦0勝2着1回。1987年のフェブラリーハンデキャップ(ハンデG3)に勝利した他、1986年の札幌記念(ハンデG3)で3着に入るなど、重賞2勝を挙げた。

経歴

1歳（1983年）

8月7日、9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマーサレッドからクビ差の2着に甘んじた。

8月20日、5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のケンテルモアーに約14馬身の大差をつけてトップでゴールに入った。

9月25日、12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラトウコウから2馬身差の2着に敗北した。

11月6日、12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月11日、8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2歳（1984年）

2月12日、8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったビゼンニシキから1馬身差の2着となった。

3月4日、14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月15日、18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。18着に終わった。

10月21日、18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月11日、18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。14着に終わった。

12月2日、17頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月22日、15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

3歳（1985年）

1月6日、16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズパレードから3馬身差の2着となった。

1月20日、10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月28日、15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーダーバンに1馬身1/4の差をつけて勝利を挙げた。

5月12日、17頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月9日、12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

6月30日、13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキングハイセイコーに3馬身の差をつけて勝利を収めた。

8月4日、9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

8月18日、14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月27日、17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。17着に終わった。

11月17日、12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1986年）

4月9日、帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトムカウントから1馬身半差の2着となった。

6月8日、札幌日経賞（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のセントセイマーを半馬身振り切ってトップでゴールに入った。

6月29日、ハンデG3の札幌記念（札幌ダート2000m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月2日、根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったコクサイクラウンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月16日、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

12月7日、G3のウインターステークス（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

6歳（1987年）

1月18日、ガーネットステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、マキノハタに交わされて1馬身差の2着となった。

2月21日、ハンデG3のフェブラリーハンデキャップ（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイランドテイオーを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利した。