コクサイクラウン（1982年生、母ヒダクロス）
Kokusai Crown
1982.04.11
コクサイクラウン（1982年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリイフオー（当時7歳）と交配したヒダクロスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地31戦6勝2着3回、地方16戦7勝2着1回。1986年の根岸ステークス(オープン)に勝利した他、1986年の札幌日刊スポーツ杯(オープン)を制するなどの活躍をした。
経歴
1歳（1984年）
9月9日、9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月22日、10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒリュウナイトから2馬身半差の2着に敗北した。
12月8日、22頭立ての4番人気に推されて大外22番ゲートからスタート。8着に敗れた。
2歳（1985年）
1月7日、16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードコーリンに3馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。
2月2日、8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のキーラーオーに3馬身半の差をつけてトップでゴールインした。
3月3日、13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月13日、9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月25日、12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月21日、12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。
10月27日、8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカタトラシャトーに5馬身の差をつけてトップでゴールインした。
11月23日、16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。最後は、勝ったトチノニシキからクビ差の2着となった。
12月7日、15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月22日、16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4歳（1986年）
2月15日、ハンデG3のフェブラリーハンデキャップ（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は郷原洋行騎手。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。
7月12日、4歳以上900万下のSTV賞（札幌ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のインターネイティブに1馬身1/4の差をつけて勝利を挙げた。
7月26日、札幌日刊スポーツ杯（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈の闘争本能で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のセントシーザーをハナ差振り切ってトップでゴールを駆け抜けた。
8月24日、青函ステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋行騎手。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったドミナスローズに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
10月11日、4歳以上1400万下のエジンバラ公御来場記念（東京芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋行騎手。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
11月2日、根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のリキサンパワーに1馬身3/4の差をつけて勝利を掴み取った。
12月14日、G3のCBC賞（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は郷原洋行騎手。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。
5歳（1987年）
1月18日、ガーネットステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。
8月1日、札幌日刊スポーツ杯（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。
10月3日、オータムスプリントステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。
10月17日、4歳以上1400万下の神無月賞（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は郷原洋行騎手。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
11月21日、4歳以上1400万下の霜月賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。
6歳（1988年）
1月31日、5歳以上1400万下の銀嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東信二騎手。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。
2月29日、5歳以上1400万下のアクアマリンステークス（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。
4月2日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の卯月賞（東京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で東信二騎手。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
4月17日、5歳以上1400万下の春風賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東信二騎手。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。
4月29日、5歳以上1400万下の武蔵野ステークス（東京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は加藤和宏騎手。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。
7歳（1989年）
1月13日、ガーネットステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。
4月9日、仲春特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は赤間亨騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月27日、金蹄賞（三条ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤間亨騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月9日、薫風特別（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤間亨騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月4日、朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤間亨騎手。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月22日、水無月特別（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤間亨騎手。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月27日、清流特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤間亨騎手。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月21日、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は雑賀秀介騎手。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のインタージャガーに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月4日、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアラカワボーイに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月10日、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で雑賀秀介騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシカツイッセイに約16馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。
12月31日、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で雑賀秀介騎手。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニシケンナイスに約16馬身の大差をつけて勝利を挙げた。
8歳（1990年）
1月20日、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で雑賀秀介騎手。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスルガキングに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
9月2日、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で雑賀秀介騎手。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアグナールから1馬身差の2着に敗北した。
10月22日、野菊特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で雑賀秀介騎手。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月3日、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で雑賀秀介騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のインタージャガーに4馬身の差をつけて勝利を掴んだ。
11月19日、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で雑賀秀介騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツホークに1馬身半の差をつけて勝利を収めた。
9歳（1991年）
3月28日、一般C1-3（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で雑賀秀介騎手。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。