キーラーオー（1982年生、母フジノキーラー）

キーラーオー（1982年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時8歳）と交配したフジノキーラーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は平野克智。戦績は、中央平地37戦7勝2着7回。1988年のガーネットステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

11月4日、9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月17日、8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月8日、22頭立ての13番人気で21番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

2歳（1985年）

1月13日、13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワタイヨーに1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

2月2日、8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコクサイクラウンから3馬身半差の2着に敗北した。

3月2日、10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月23日、11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月14日、11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサニーリーガルから1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月29日、13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月25日、15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったファーストジョオーから2馬身半差の2着に敗北した。

6月15日、9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヘロイーダに3馬身の差をつけてトップでゴールインした。

7月7日、11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月12日、7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオカポートから5馬身差の2着となった。

11月10日、13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月24日、14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカンフリートから3馬身差の2着に敗北した。

12月8日、15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1986年）

1月6日、ハンデ戦で5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安田富男騎手。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったグレイトモーリーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

1月26日、ハンデ戦で5歳以上900万下の青梅特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のグレイトモーリーに3馬身半の差をつけて勝利を収めた。

2月9日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の金蹄賞（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月8日、5歳以上1400万下のアクアマリンステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のデビスシローに1馬身1/4の差をつけて勝利を挙げた。

7月13日、4歳以上900万下の阿賀野川特別（新潟芝2000m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は安田富男騎手。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月14日、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月27日、ハンデ戦で4歳以上900万下の九十九里特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月23日、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のツジノダンサーに3馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

12月21日、4歳以上1400万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（1987年）

1月18日、ガーネットステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月15日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の金蹄賞（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のツジノダンサーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月8日、5歳以上1400万下のアクアマリンステークス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルベットグローブを強烈な末脚で半馬身差し切って勝利を決めた。

3月29日、ハンデ戦でオープンの京葉ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月14日、札幌日経賞（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

10月17日、4歳以上1400万下の神無月賞（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は安田富男騎手。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に終わった。

11月21日、4歳以上1400万下の霜月賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月6日、G3のウインターステークス（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は横田吉光騎手。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

12月27日、4歳以上1400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

6歳（1988年）

1月9日、ガーネットステークス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したシャコーミキスキーにアタマ差届かず2着となった。

2月6日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の白富士賞（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

2月20日、ハンデG3のフェブラリーハンデキャップ（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本間忍騎手。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。