ドミナスローズ（1981年生、母オフエル）

ドミナスローズ（1981年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時8歳）と交配したオフエルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠キタノ牧場。戦績は、中央平地32戦9勝2着4回。1986年の京都牝馬特別(牝G3)に勝利した他、1986年のCBC賞(G3)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1983年）

8月14日、9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアドバンスボーイに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

9月24日、12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のファイアーダンサーをアタマ差制してトップでゴールを走り抜けた。

11月5日、12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月4日、7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマーサレッドからクビ差の2着に甘んじた。

2歳（1984年）

1月7日、10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月5日、8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイアナソロンから1馬身差の2着となった。

3月18日、15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。

4月8日、21頭立ての13番人気で大外21番ゲートからスタート。7着を確保した。

5月19日、7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンパワーに7馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

7月8日、11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月5日、11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノシラギクに2馬身の差をつけて勝利を物にした。

3歳（1985年）

2月24日、14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月24日、9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月21日、12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月19日、11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のナナヨーテイターに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月9日、14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャダイソフィアから2馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月8日、9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハツノアモイに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月22日、14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。

5歳（1986年）

1月26日、牝馬限定G3の京都牝馬特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は玉谷峰男騎手。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のマツコトブキに1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにした。

2月23日、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

3月23日、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（阪神芝1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で玉谷峰男騎手。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、トーアファルコンに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月20日、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で玉谷峰男騎手。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホリノカチドキを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。

5月18日、エメラルドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で玉谷峰男騎手。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6月8日、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で玉谷峰男騎手。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

8月24日、青函ステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で玉谷峰男騎手。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコクサイクラウンに1馬身の差をつけて勝利を物にした。

9月7日、UHB杯（函館芝1800m 晴/稍重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で玉谷峰男騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

10月26日、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で玉谷峰男騎手。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

11月16日、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で玉谷峰男騎手。18頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

12月14日、G3のCBC賞（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で玉谷峰男騎手。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、4着に入った。

6歳（1987年）

2月1日、牝馬限定G3の京都牝馬特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で玉谷峰男騎手。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい12着に敗れた。

3月8日、G3の中日新聞杯（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で玉谷峰男騎手。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。