ビックポイント（1986年生、母トサジヨー）

経歴

デビュー前

3歳（1989年）

7月22日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は550kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のロイヤルヒットに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月20日、中3週で迎えた2戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた4戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（東京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

4歳（1990年）

4月22日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2200m 小雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で増沢末夫騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハヤテシアトルを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を収める

9月8日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の富里特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で増沢末夫騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の松川浦特別（福島芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で増沢末夫騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったスガノプリンスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の桑折特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で増沢末夫騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドリームアーチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月3日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のみちのく特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で増沢末夫騎手（12戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグランバトールに1馬身3/4の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月8日、中4週で迎えた19戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に49kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。