マリックアット（1990年生、母アリアドネ）
Malic At
1990.03.21
マリックアット（1990年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウショウサミット（当時8歳）と交配したアリアドネが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は（有）ハイランド牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方44戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年の4歳B2。
経歴
デビュー前
奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1992年）
9月12日、デビュー戦は菊川正達騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は420kg。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。
11月8日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊川正達騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊川正達騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。
12月13日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊川正達騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。
3歳（1993年）
1月5日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で菊川正達騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。
1月30日、中3週で迎えた7戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。
2月14日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。
2月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柏崎正次騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。
6月7日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月21日、中1週で迎えた11戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（上山ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月11日、中2週で迎えた12戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月20日、連闘で迎えた13戦目は、4歳B3（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた14戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月24日、中1週で迎えた15戦目は、4歳B3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月13日、中2週で迎えた16戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーグレイドからクビ差の2着となった。
9月26日、中1週で迎えた17戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月10日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤテヒューゴをクビ差制して待望の初白星を挙げた。
10月19日、連闘で迎えた19戦目は、4歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で馬渕繁治騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラマジックから5馬身差の2着となった。
11月2日、中1週で迎えた20戦目は、4歳B1（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で馬渕繁治騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月15日、中1週で迎えた21戦目は、4歳A3（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で馬渕繁治騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月6日、中2週で迎えた22戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
4歳（1994年）
4月19日、約4か月半の休養明けで迎えた23戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は海方栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月17日、中1週で迎えた25戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D1ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般D1ハ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月14日、中1週で迎えた27戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月26日、中3週で迎えた29戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は海方栄二騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月16日、中2週で迎えた30戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンカプリンスから6馬身差の2着となった。
8月28日、中1週で迎えた31戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンカプリンスから8馬身差の2着となった。
9月11日、中1週で迎えた32戦目は、長月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で海方栄二騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般D1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は海方栄二騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月25日、中1週で迎えた35戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた36戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月22日、中1週で迎えた37戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月5日、中1週で迎えた38戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 雪/稍重）に出走。鞍上は海方栄二騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
5歳（1995年）
4月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた39戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月9日、中0週で迎えた41戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で海方栄二騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月23日、中1週で迎えた42戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月5日、中1週で迎えた43戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は海方栄二騎手（12戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月19日、中1週で迎えた44戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後はシマノブレイクと並んで4着同着となった。
7月3日、中1週で迎えた45戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（14戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた46戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で海方栄二騎手（15戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカヒーローに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
7月31日、中1週で迎えた47戦目は、文月特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で海方栄二騎手（16戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月15日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（14戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月24日、中5週で迎えた49戦目は、一般C3ハ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（15戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月8日、中1週で迎えた50戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた51戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（17戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月5日、中1週で迎えた52戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（18戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月3日、中3週で迎えた53戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（19戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。