ファーストピーク（1988年生、母オキノシラヌイ）

ファーストピーク（1988年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のトウショウルチェー（当時11歳）と交配したオキノシラヌイが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）鍋掛牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害7戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

9月14日、デビュー戦は田中剛騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は520kg。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

10月19日、中4週で迎えた2戦目は、津曲幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

11月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた4戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた5戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（1992年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月16日、中5週で迎えた7戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で三浦堅治騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で三浦堅治騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で三浦堅治騎手（6戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のロンゲットに約15馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。