アキノシャイン（2011年生、母ピンキーバーク）

アキノシャイン（2011年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋輝く」。毛色は栗毛。種牡馬のオリオンザサンクス（当時15歳）と交配したピンキーバークが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は林時春。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳B6。

経歴

デビュー前

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

1月12日、デビュー戦は原田敬伍騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は400kg。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

2月22日、中5週で迎えた2戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

4月27日、中8週で迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた5戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた6戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラゴンミニストロに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のように急駛したが、ショウナンバスターに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るダイワゴージャスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて2勝目をマークした。

8月17日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の新潟県畜産協会長賞3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

9月21日、連闘で迎えた12戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた13戦目は、三引獅子舞特別（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で葛山晃平騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた14戦目は、のとじま手まつり特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で葛山晃平騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエキスカベイターに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月21日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2 13（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で葛山晃平騎手（9戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキョウワシコウに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月20日、中3週で迎えた16戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた17戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。