タイカグラ（1996年生、母タイアッシュ）

Tai Kagura

1996.03.30

タイカグラ（1996年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリズム（当時9歳）と交配したタイアッシュが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤征助厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

7月24日、デビュー戦は山田泰誠騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着を確保した。

8月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフサイチエアスカイに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月25日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4歳（2000年）

5月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg絞って迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーカップ（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノカルームに2馬身半の差をつけて休養明け初戦を制した。

6月19日、中4週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた11戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。