ブラックラスター（2019年生、母メガフェリーチェ）

ブラックラスター（2019年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黒+光沢」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時6歳）と交配したメガフェリーチェが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は有限会社石川牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C2九。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石川牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、田代洋己によって1,375万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月9日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は518kg。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

2月26日、中6週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

4月30日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

2022年10月26日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2023年）

12月24日、約19か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

5歳（2024年）

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のネオリーズに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のドルチェヴィータに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。