3歳新馬

レース展開

レイヴンズコーが先頭に立つ展開、そのあとに続くブラックラスター

レイヴンズコーが単騎で逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にブラックラスターが続く。そのすぐ後ろ、バイロイト、コスタデプラタ、ヒシハイドラらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ファミリークレストとマイネルニコラスは中団前め。2馬身以上空いて、アローマンシュは中団馬群のど真ん中を追走。アスクレッドスターは中団後方の位置。アカカゲは後方5番手に待機して進出の機をうかがう。ダビドは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはアラリンホルン。どん尻にアンダーユアスペルとフェッテがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マイネルニコラスが途中から上がっていくダイナミックな取り口で初白星を挙げる

先頭はレイヴンズコーでリードは体半分。2番手にブラックラスター、ヒシハイドラ、マイネルニコラスらが続く。少し間隔を置いて、バイロイト、コスタデプラタ、アローマンシュらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるレイヴンズコー。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいたマイネルニコラスが鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、逃げ粘ったレイヴンズコーが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から息の長い末脚を発揮した1番人気のヒシハイドラが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、好位で直線を迎えたアローマンシュが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団後方にいた12番人気のダビドが食い込んだ。2番人気のブラックラスターは2番手にいたが最後一杯になって12着に敗れた。