クーペオブジェミニ（2014年生、母ブルーボックスボウ）

クーペオブジェミニ（2014年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬車＋ふたご座。ふたごの馬車」。毛色は栗毛。種牡馬のケイムホーム（当時15歳）と交配したブルーボックスボウが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、林孝輝から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、廣松重信によって108万円で落札された。2歳のとき、坂本智広から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、小笹商店によって669.6万円で落札された。

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月17日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3歳（2017年）

1月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。

2月25日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、6着に終わった。

4月23日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月2日、中5週で迎えた6戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はジャスティンラヴと並んで1着同着となった。

8月6日、中2週で迎えた8戦目は、K.ティータン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

4歳（2018年）

2月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた9戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の巌流島特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた10戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の合馬特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4月22日、中7週で迎えた11戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の二王子特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

7月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手が足りず17着に終わった。

9月16日、中6週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川又賢治騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた15戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、能條愛未誕生日特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、全競馬場旅打記念特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、葉ゴボウのきんぴら特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた18戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた19戦目は、土佐巻き特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた20戦目は、さくまみお夜さ恋特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

5歳（2019年）

1月13日、中1週で迎えた21戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、ID地方競馬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた22戦目は、片桐いつき誕生日特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた23戦目は、土木第三課来場特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた26戦目は、土佐あかうし特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた28戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったトゥルームーンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のベターオフに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月14日、中0週で迎えた31戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた32戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。