ゲイリーグリッター（1990年生、母エリモグレース）

ゲイリーグリッター（1990年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時10歳）と交配したエリモグレースが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害7戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1994年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

2月27日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

7月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 雨/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

7月25日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

4歳（1994年）

5月14日、約10か月の休養明けで迎えた4戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスフェイムに約12馬身の大差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月18日、中4週で迎えた5戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた6戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原哲騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシケンハンターから5馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中3週で迎えた7戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原哲騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた8戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。4頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた9戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月5日、中4週で迎えた10戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で大江原隆騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1996年）

5月27日、約19か月の休み明けで迎えた11戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、夕張特別（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。