アイラブグロリー（2000年生、母エアチエツク）

アイラブグロリー（2000年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時16歳）と交配したエアチエツクが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小林嘉弘。戦績は、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小林嘉弘から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって168万円で落札された。

国沢正利厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2002年）

9月3日、デビュー戦は松浦高宏騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルーエンデバーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート820m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦高宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系2歳F1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦高宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

11月26日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、小林克己騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林克己騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3歳（2003年）

1月14日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林克己騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

2月4日、中2週で迎えた8戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスタイルマイウエーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

3月12日、中4週で迎えた9戦目は、川越慎也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。