カイルア（2008年生、母コナオーク）

Kailua

2008.02.20

カイルア（2008年2月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時16歳）と交配したコナオークが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

柳沢好美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

7月15日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモエレフウウンジをクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

9月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

12月7日、中5週で迎えた4戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたエムザックハーツ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

3歳（2011年）

1月21日、中5週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の水仙賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月25日、中4週で迎えた6戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の紅梅賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5月6日、中9週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したワイルドフェイスにハナ差届かず2着に惜敗した。