アレグレッツァ（2000年生、母トミアルコ）

アレグレッツァ（2000年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「快活、陽気（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のシャンハイ（当時11歳）と交配したトミアルコが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡廣光。戦績は、中央平地30戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,100万円（4.2万×500口）で一口馬主が募集された。

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

8月10日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカウイットをクビ差制して初白星を挙げた。

9月14日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのカンナステークス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3歳（2003年）

3月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（3戦1勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

4月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳500万下の水芭蕉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

5月31日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳500万下のガーベラ賞（東京芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（5戦1勝）。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、6着を確保した。

6月15日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（6戦1勝）。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

7月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた10戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノテンニョに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

8月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の月岡特別（新潟芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（8戦1勝）。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（9戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモルフェデスペクタから1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

4月18日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上1000万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（10戦1勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい16着に敗れた。

5月15日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（11戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。14着に敗れた。

6月19日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山太郎騎手（12戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のシーキングマイラブに1馬身の差をつけて制した。

7月4日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の郡山特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山太郎騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、アドマイヤマジックにアタマ差交わされて2着となった。

12月25日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に敗れた。

5歳（2005年）

1月8日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の若水賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（14戦2勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下の秋吉台特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（15戦2勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい18着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた20戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の火の山特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の房総特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（16戦2勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下の鈴鹿特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（17戦2勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上1000万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（18戦2勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（19戦2勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

5月21日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山太郎騎手（20戦2勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。14着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上1000万下のさくらんぼ特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山太郎騎手（21戦2勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた27戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で高山太郎騎手（22戦2勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の疾風特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高山太郎騎手（23戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下の栃尾特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高山太郎騎手（24戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高山太郎騎手（25戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。