カレンレベンティス（2018年生、母ラントゥザリード）

カレンレベンティス（2018年4月28日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+ハンサムな男性(ギリシャ語)。理想の男になって欲しい」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時8歳）と交配したラントゥザリードが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木隆司によって4,860万円で落札された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月24日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/不良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るプレイイットサムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

2月20日、中3週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのフリージア賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に敗れた。

4月17日、中7週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの山藤賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月27日、中9週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた6戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの松浜特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

4歳（2022年）

1月22日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた9戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

5月22日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したレベランスを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

6月18日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。

8月7日、中6週で迎えた12戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

12月28日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

5歳（2023年）

4月9日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月21日、中5週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月1日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伴啓太騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月23日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた17戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、法師蝉特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月12日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた18戦目は、東海道川崎宿起立400年記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、めいどいんおおいそ賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた20戦目は、初霜特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた22戦目は、湯河原梅林「梅の宴」賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6歳（2024年）

1月4日、中2週で迎えた23戦目は、かずのこ賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた24戦目は、令和6年能登半島地震被災者支援（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で増田充宏騎手（7戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた25戦目は、絵心甚八による究極のエゴイスト杯（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で増田充宏騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3月12日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、北陸新幹線で行こう加賀温泉郷杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3月25日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた27戦目は、農工大競馬サークル賞シンカン記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた28戦目は、能登半島地震復興支援杯9（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月21日、中1週で迎えた29戦目は、おかげさまでアイドルホース2周年記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。