レベランス（2018年生、母アンレール）

レベランス（2018年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バレエ用語。尊敬の意で、挨拶の意味。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時12歳）と交配したアンレールが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額3,200万円（8万×400口）で一口馬主が募集された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月6日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた16頭をごぼう抜きし、最後は2着のマカラプアに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月31日、中7週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

3歳（2021年）

2月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのフリージア賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

6月6日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、伸びてきたエクセレントタイム決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

9月18日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの金山特別（中京芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

12月5日、中8週で迎えた8戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2200m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたロードプレジール決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月18日、中1週で迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シルキーヴォイスにアタマ差交わされて2着となった。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた14戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のカレンレベンティスに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

8月21日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの阿賀野川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの木曽川特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月30日、中5週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの本栖湖特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた18戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの江坂特別（阪神芝2600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったタイムオブフライトにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

5歳（2023年）

1月28日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの茶臼山高原特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のストップザタイムをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

2月26日、中3週で迎えた20戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの松籟ステークス（阪神芝3000m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3月26日、中3週で迎えた21戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの御堂筋ステークス（阪神芝2400m 外回り雨/重）に出走。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

5月13日、中6週で迎えた22戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの緑風ステークス（東京芝2400m 小雨/良）に出走。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

8月19日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの日本海ステークス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

10月29日、中9週で迎えた24戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（2024年）

1月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月18日、中7週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた26戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3月29日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた27戦目は、桃花特別（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた28戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、M3の赤松杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。