ロードケンユー（1996年生、母エンドイットダーリン）

ロードケンユー（1996年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時21歳）と交配したエンドイットダーリンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）坂本牧場。戦績は、中央平地20戦1勝2着3回、中央障害18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額2,500万円（12.5万×200口）で一口馬主が募集された。

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月9日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したニシキオーカンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

6月26日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 雨/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、シンボリハッピーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったヤングエースに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンエムグレンに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

8月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた10戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4歳（2000年）

5月6日、約8か月の休み明けで迎えた11戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の鶴ケ城特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた12戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた13戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

9月17日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた15戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた16戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた17戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2300m 晴/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2001年）

1月7日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

1月29日、中2週で迎えた20戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月29日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は宗像徹騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月19日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードベストに半馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6月9日、中2週で迎えた23戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた24戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3350m 曇/良）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月16日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

6歳（2002年）

1月6日、中2週で迎えた27戦目は、府中新春ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は宗像徹騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた28戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（7戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた30戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で宗像徹騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で宗像徹騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月12日、中1週で迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で宗像徹騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月16日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた34戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキスティングから2馬身半差の2着となった。

11月30日、中1週で迎えた35戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3370m 外回り晴/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた36戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 雨/重）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は三浦堅治騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2003年）

10月25日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

11月30日、中4週で迎えた38戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。