エーピーエース（1989年生、母フアインハツピモア）

エーピーエース（1989年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時9歳）と交配したフアインハツピモアが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地14戦0勝、地方9戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の一般C6ハ。

経歴

デビュー前

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

1月11日、デビュー戦は篠原茂騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

1月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

5月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠原茂騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月23日、中1週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた5戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

6月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた9戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は篠原茂騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた13戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

12月30日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1993年）

4月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた16戦目は、一般C6ハ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングシーマンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C5（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月3日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた20戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた21戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。