ウインヴァモス（2016年生、母フィールドボニータ）

ウインヴァモス（2016年3月3日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋さぁ行くぞ（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時12歳）と交配したフィールドボニータが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前田ファーム。主な勝ち鞍は2020年のデラスタ杯★ミサコンドリア賞(一般C9)。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額2,200万円（5.5万×400口）で一口馬主が募集された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

1月26日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず15着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦の能登禄剛崎賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月11日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

7月15日、中8週で迎えた6戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝二千枚☆まのつくものが、すき（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月9日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

8月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー37（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2020年）

2月17日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート800m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた11戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のチーキーキュートに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、善太川特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のローザジルベルトを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月1日、連闘で迎えた14戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のジュディスをクビ差振り切って順当に勝利した。

4月8日、連闘で迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったシーアフェアリーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月17日、連闘で迎えた16戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、若緑賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

8月5日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた18戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、デラスタ杯★ミサコンドリア賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のジューンジョイに1馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

8月14日、連闘で迎えた19戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマッシヴアクトレスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月21日、連闘で迎えた20戦目は、油ヶ淵特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた21戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた22戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスクエアテーブルに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

5歳（2021年）

1月28日、約4か月半の休み明けで迎えた23戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、寒造り賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったマイネルソノリティにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた27戦目は、伊良湖岬特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた29戦目は、はるまる&ゆかまる結婚記念杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原良一騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で藤原良一騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。