スクエアテーブル（2016年生、母ミヤビグローリー）

スクエアテーブル（2016年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「四角いテーブル」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時18歳）と交配したミヤビグローリーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内白井牧場。主な勝ち鞍は2020年の中谷孝浩退職記念(一般B4)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、静内白井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山上和良によって712.8万円で落札された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

1月5日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

9月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から32kg戻して迎えた3戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、テディボーイに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー43（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のパイカジを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の祝50歳圭一おめでとう（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4歳（2020年）

5月12日、約7か月半の休養明けで迎えた6戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のローザジルベルトに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月27日、中1週で迎えた7戦目は、逢妻川特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のクルセイズプランに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、煮え渕ポットホール特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケイサンハリソンに6馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月18日、中5週で迎えた13戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインヴァモスに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月29日、中1週で迎えた14戦目は、カシオペア座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（9戦4勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた15戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた16戦目は、さつまいも賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ビューティスパインに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月9日、中1週で迎えた17戦目は、中谷孝浩退職記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のヤコウレッシャに1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月16日、連闘で迎えた18戦目は、朴葉味噌賞（笠松ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（13戦5勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5歳（2021年）

4月8日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた20戦目は、薫風賞（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タイセイプルミエにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月3日、中1週で迎えた22戦目は、連続開催!第4回中京競馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ラステラデファルコに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた24戦目は、祭笛賞（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったグットクルサマーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。