パッポーネ（2014年生、母パッションローズ）

Pappone

2014.02.19

パッポーネ（2014年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「食いしん坊（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時13歳）と交配したパッションローズが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。主な勝ち鞍は2016年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、下河辺牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、金子真人ホールディングスによって3,132万円で落札された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月22日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアーケロンバイオを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2017年）

7月30日、約9か月半の休み明けで迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

10月4日、中8週で迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップ マース賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

4歳（2018年）

7月15日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のタイランドカップ（中京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

11月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦1勝）。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く18着に終わった。

5歳（2019年）

4月20日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伏拝特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。

5月18日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月5日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた10戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。