スコールハーバァ（1984年生、母ニホンピロールビー）

スコールハーバァ（1984年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時10歳）と交配したニホンピロールビーが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）三輪牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1986年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

7月12日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/不良）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月20日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したタマモスイセイを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のスズノライジンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月11日、中9週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのもみじ賞（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3歳（1987年）

10月9日、約11か月半の休養明けで迎えた6戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般A7（紀三井寺ダート1580m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた7戦目は、一般A6（紀三井寺ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般A7（紀三井寺ダート1580m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で冨士木秀四郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた9戦目は、一般A7（紀三井寺ダート1580m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で冨士木秀四郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。