ラロワイヤル（2018年生、母ロイヤルインパクト）

ラロワイヤル（2018年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ブルボン王朝時代のフランス海軍船名」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時17歳）と交配したロイヤルインパクトが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松浦牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月11日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は500kg。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

3歳（2021年）

2月13日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた5戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた6戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイト菖蒲特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

6月19日、中4週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/重）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月26日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

7月24日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、最後はレオンベルガーと並んで4着同着となった。

8月14日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

12月23日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダイシンリカールをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2022年）

1月14日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で長尾翼玖騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたエピックデイ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

2月3日、中2週で迎えた14戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、スノードロップ賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルレスカを驚異的な末脚で半馬身差し切って1番人気に応えた。

2月23日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハングタイムを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月15日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったクリーを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月21日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったヒロシゲサンライズに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中2週で迎えた18戦目は、新緑特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

12月31日、約7か月半の休み明けで迎えた19戦目は、C1 3歳以上特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長尾翼玖騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

5歳（2023年）

1月19日、中2週で迎えた20戦目は、クロッカス賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

3月22日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

4月12日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたエイシングラス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月5日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったネビュライトに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中2週で迎えた26戦目は、早乙女特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（11戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエコロジェネラス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったサトノドルチェに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で田中学騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったグディカンワルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月13日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中学騎手（15戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

12月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、C1一3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

6歳（2024年）

1月11日、中4週で迎えた32戦目は、プリムラ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた33戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、モクレン賞（姫路ダート2000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた35戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

3月26日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジャンマギアーナを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

4月25日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。