アウトランモア（1985年生、母ダンシングブルー）

アウトランモア（1985年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモーニングフローリツク（当時10歳）と交配したダンシングブルーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方41戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は1989年の一般C3。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

7月24日、デビュー戦は関野弘行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/重）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で関野弘行騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で関野弘行騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

4歳（1989年）

7月6日、約9か月半の休み明けで迎えた5戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月25日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木智義騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた7戦目は、高田富男騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月17日、中4週で迎えた8戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高田富男騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったインタードミナントから1馬身差の2着となった。

9月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で高田富男騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキッポーオーギに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で高田富男騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で高田富男騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のレオアオバをクビ差制して優勝

11月18日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高田富男騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月28日、中0週で迎えた13戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で高田富男騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリッチペンダスからクビ差の2着に甘んじた。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高田富男騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラタイトルからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（1990年）

1月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は青木智義騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月23日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターグレイトから7馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中0週で迎えた17戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングスーパーに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

5月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシーサイドピオンに1馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般D1（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた20戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレッシュエプソムから1馬身半差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた22戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月29日、中9週で迎えた23戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた24戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスティールインターに1馬身の差をつけて優勝

11月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般D1（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は白谷正美騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた26戦目は、中鉢利弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1991年）

4月16日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた30戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた31戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は中鉢利弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は中鉢利弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中鉢利弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた36戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は中鉢利弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤコサンから1馬身半差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた40戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた41戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高木正喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（1992年）

4月13日、約4か月半の休養明けで迎えた43戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は白谷正美騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。