ノムラブラッキー（1995年生、母ノムラポルカ）

ノムラブラッキー（1995年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は黒鹿毛。種牡馬のブランコ（当時11歳）と交配したノムラポルカが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田村繁勇。戦績は、地方32戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のコスモス特別。

経歴

デビュー前

高松弘之厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1998年）

3月20日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

4月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカシノトップインに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月26日、中6週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、レインボーオペラに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパラダイスサークルに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のしゃくなげ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のなでしこ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のコスモス特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（9戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアーバンタイガーをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。

10月21日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、秋冷特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（10戦3勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

12月15日、中7週で迎えた12戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で桑島孝春騎手（11戦3勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

4歳（1999年）

1月28日、中5週で迎えた13戦目は、紅梅特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で桑島孝春騎手（12戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で桑島孝春騎手（13戦3勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって14着に敗れた。

8月17日、約6か月の休養明けで迎えた15戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、渚特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた16戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は矢内博騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキガルチからハナ差の2着に惜敗した。

11月20日、中2週で迎えた19戦目は、ローズポーク特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた20戦目は、羽黒山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒジーンズをハナ差制して4勝目をつかんだ。

12月28日、中3週で迎えた21戦目は、風花特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（2000年）

1月6日、連闘で迎えた22戦目は、福寿草特別（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月8日、中4週で迎えた23戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、つくしんぼ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた24戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、一般B3（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた25戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、ヒヤシンス特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた26戦目は、タンポポ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた27戦目は、牡丹特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月12日、中0週で迎えた28戦目は、スイートピー特別（足利ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた29戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた30戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノセイウンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月30日、中1週で迎えた31戦目は、シャクナゲ特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後はテンセイキッドと並んで1着同着となった。

7月12日、中1週で迎えた32戦目は、百日草特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。