パラストフリーオン（1985年生、母パラストジョー）

パラストフリーオン（1985年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のホープフリーオン（当時13歳）と交配したパラストジョーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

8月14日、デビュー戦は合谷喜壮騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったラガークリンソンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で合谷喜壮騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた5戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイロディーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月22日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上400万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。