シャンハイハピネス（2003年生、母エンジェルクロス）

シャンハイハピネス（2003年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時14歳）と交配したエンジェルクロスが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、地方25戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

上田二郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2005年）

8月31日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（姫路ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は488kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るピースフルウィンクを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月10日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のジュニア☆スター賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた3戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2006年）

1月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の日本盛カップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月21日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上C7二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサクラマーメイドを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2007年）

1月25日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上C7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で木村健騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒルクライムに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

2月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C7一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村健騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスガノオペラに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

2月27日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で木村健騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウカイボスに5馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

3月20日、中2週で迎えた11戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツヨシローズに7馬身の差をつけて4勝目をマークした。

4月3日、中1週で迎えた12戦目は、キリン新・生茶杯（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた13戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、日刊ゲンダイ杯（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた14戦目は、生月特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルジーベックに8馬身の差をつけて5勝目をマークした。

5月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（12戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のペンフレンドをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

6月26日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上A3二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（13戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

5歳（2008年）

3月13日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、市制40周年記念加西特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（14戦5勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーコーアンタレスに2馬身半の差をつけて休養明け初戦を物にした。

3月26日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた19戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（15戦6勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

4月8日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、トータリゼータカップ（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた21戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた22戦目は、つつじ賞（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は木村健騎手（16戦6勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上A3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（17戦6勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた25戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、さよう特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したマルブツセンプーを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。