シズカビクトリー（1986年生、母シズカゴールド）

シズカビクトリー（1986年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は黒鹿毛。種牡馬のカネミカサ（当時12歳）と交配したシズカゴールドが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は西村浩三。戦績は、中央平地12戦0勝、地方26戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年のサフアイヤ特別(B3一)。

経歴

デビュー前

松葉照雄厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1988年）

11月18日、デビュー戦は柿本政男騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は473kg。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月29日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーレジンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1989年）

1月26日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の白梅特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノフアイターに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のヒヤシンス特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の桜草特別 1組（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿本政男騎手（4戦2勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の若葉特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿本政男騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のマーガレット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿本政男騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシユウガツツに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5月17日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のカーネーション特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿本政男騎手（7戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドメロデイに7馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月22日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のしらさぎ賞（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柿本政男騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた10戦目は、養老川特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柿本政男騎手（9戦4勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月28日、中4週で迎えた11戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、しおさい特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライガツドから半馬身差の2着となった。

9月20日、中2週で迎えた12戦目は、サフアイヤ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトモエランドギフトをハナ差制して5勝目を挙げた。

10月9日、中2週で迎えた13戦目は、金の鞍（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月15日、中4週で迎えた14戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクバマーチから半馬身差の2着となった。

12月13日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1990年）

1月3日、中2週で迎えた16戦目は、京葉盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた17戦目は、よみうりランド新春盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

3月28日、中8週で迎えた18戦目は、ダイオライト記念（船橋ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた19戦目は、神奈川盃（川崎ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、房総特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた21戦目は、エメラルド特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイオカスワローから3馬身差の2着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた22戦目は、エレガント特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月28日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、パール特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg絞って迎えた24戦目は、佐藤吉勝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下（東京芝2000m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤吉勝騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤吉勝騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた28戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた29戦目は、G3のウインターステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

5歳（1991年）

1月12日、中3週で迎えた30戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤吉勝騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた32戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート2100m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた33戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の白井特別（中山ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた35戦目は、鈴木勇騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

7月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた36戦目は、ルビー特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた37戦目は、京成盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1992年）

8月19日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた38戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、妙高特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。