タハラジュピック（1990年生、母ジュピツクリッチ）

タハラジュピック（1990年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のハッピープログレス（当時12歳）と交配したジュピツクリッチが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は万造寺牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回。1992年のひまわり賞(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

7月18日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったシロガネウオローに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、カノヤミノリに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカノヤミノリに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。