ダンディジェネラル（1995年生、母グランエレガンス）

ダンディジェネラル（1995年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時9歳）と交配したグランエレガンスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。戦績は、中央平地10戦0勝、地方16戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上C2。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

7月20日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月7日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は原田聖二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3歳（1998年）

9月23日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップパイナップル賞（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦のコスモス賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

11月8日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

4歳（1999年）

2月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケカシンイチロウから4馬身差の2着となった。

3月14日、中3週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた15戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリゲルファーストをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

4月17日、中2週で迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、金峰山特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた18戦目は、馬場万博騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬場万博騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で馬場万博騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた22戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスーパーコロンビアを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月29日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のドウカイプレジャーに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

9月12日、中1週で迎えた24戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5歳（2000年）

3月19日、約6か月半の休養明けで迎えた25戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた26戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。