エイシンデネボラ（2020年生、母エイシンアリエル）

エイシンデネボラ（2020年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+しし座β星」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時19歳）と交配したエイシンアリエルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。主な勝ち鞍は2024年の安城商工会議所創立70周年記念(一般C25)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、栄進牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月7日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

6月4日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず17着に終わった。

7月17日、中5週で迎えた4戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のハゲオヤジイエーイ記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた5戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー14（名古屋ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の丸井啓弘還暦おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったベラストレーガに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のわたるくんくにちゃん誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は大畑慧悟騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

9月21日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のウマ娘プリティー千夏35歳記念（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったナムラランに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑慧悟騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた11戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、くおたん結婚おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C22（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた14戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したパディントンブーツにクビ差届かず2着となった。

12月21日、連闘で迎えた15戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月16日、中3週で迎えた16戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、安城商工会議所創立70周年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のピペルに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月14日、中1週で迎えた18戦目は、木曽川特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は細川智史騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月28日、中1週で迎えた21戦目は、津田鋼材設立50周年記念（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で細川智史騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた24戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で細川智史騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で細川智史騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C8（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で細川智史騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。