レジアス（2005年生、母ザフェイツ）

レジアス（2005年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「華麗な、素晴らしい（ラテン語）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時11歳）と交配したザフェイツが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月3日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスナークマイハートを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのさざんかステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

3歳（2008年）

3月22日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

4月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあやめ賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上500万下の有明特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小牧太騎手（5戦1勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に敗れた。

4歳（2009年）

3月22日、約8か月の休み明けで迎えた8戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず13着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

5月16日、中3週で迎えた10戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

8月29日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったタガノクリスエスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月27日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

5歳（2010年）

1月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は川島信二騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月7日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、鍾馗盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のベルモントノエルを半馬身振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

6月10日、中4週で迎えた18戦目は、時の日特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月23日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般B3三（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。