トーエイホーエイ（2000年生、母トーエイシマユウ）

トーエイホーエイ（2000年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時15歳）と交配したトーエイシマユウが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居牧場。戦績は、地方20戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系3歳以上C3。

経歴

デビュー前

武田広臣厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

9月16日、デビュー戦は寺倉純慈騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は427kg。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に終わった。

3歳（2003年）

4月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から50kg増やして迎えた2戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 雨/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミハラエースに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月7日、連闘で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた4戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月17日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、アラ系3歳以上C9-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラブリーパールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月1日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、アラ系3歳以上C8-1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワールドイッコウを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上C7-1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビックワンマックスに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月24日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた9戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C6-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイズミサンターを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C4（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンリュウスピードに4馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

9月25日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C4-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッコーブレイバリに3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

10月13日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンリュウスピードに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2004年）

4月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月13日、中0週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C2-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた16戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

6月23日、中3週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスマーキュリーに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月5日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のオカノアメニティをクビ差振り切って8勝目を手にした。