ミスマーキュリー（2001年生、母マーキユリクイン）

ミスマーキュリー（2001年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスタージヨージ（当時19歳）と交配したマーキユリクインが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、地方32戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の福山3歳牝馬特別(アラ系3歳牝)。

経歴

デビュー前

斉藤尭厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

9月23日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウェイザワールドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月7日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F11（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系2歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェアリーライデンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

11月13日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイズミサンターを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系2歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたビソウベンチャー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の全日本2歳アラブ優駿（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2004年）

4月7日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた8戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサワノホームランをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。

5月12日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のサワノホームランを3/4馬身振り切って制した。

5月26日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のビックワンマックスをクビ差振り切って5勝目をつかんだ。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーエイホーエイを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のファーストベビーをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月18日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、吉延忠義騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノスワローをアタマ差制して勝利を手に入れた。

10月16日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた15戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉延忠義騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月14日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた16戦目は、牝馬限定3歳戦の福山3歳牝馬特別（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉延忠義騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシマナミベッピンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月28日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉延忠義騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2-2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉延忠義騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2005年）

1月5日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2-2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉延忠義騎手（5戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2-4（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉延忠義騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2-4（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉延忠義騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2-5（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉延忠義騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2-5（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉延忠義騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月23日、中6週で迎えた24戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-4（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2-4（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉延忠義騎手（10戦2勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2-4（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉延忠義騎手（11戦2勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた27戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-3（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2-2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2-1（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月11日、中3週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた30戦目は、アラ系一般C2-2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた31戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、臼井容子開院記念（福山ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月20日、中5週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。