ハートループ（2020年生、母グランデアモーレ）

ハートループ（2020年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アクロバット飛行の技名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時9歳）と交配したグランデアモーレが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー中京(新馬)。

経歴

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

1月22日、デビュー戦はD.イーガン騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のスイミーユニバンスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

6月11日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい15着に敗れた。

9月9日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

12月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。

4歳（2024年）

3月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 雨/重）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

6月16日、中8週で迎えた7戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

9月14日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

10月27日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの湯沢特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい15着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた10戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

5歳（2025年）

1月3日、中1週で迎えた13戦目は、尾張名古屋杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシテイタイケツを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた15戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般B10（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、クインタレッリに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般B8（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた20戦目は、花見酒賞（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般B11（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた22戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B10（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた23戦目は、アジア・アジアパラ応援14（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（11戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般B8（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（12戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた26戦目は、アジア・アジアパラ応援15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（13戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（14戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた28戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、月・祝のハーレクイン百瀬莉緒賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したエンピリカルルールにハナ差届かず2着に甘んじた。

9月8日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったネオネオモッズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月15日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったトレイルリッジに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月22日、連闘で迎えた33戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ティロワールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月6日、中1週で迎えた34戦目は、ジニア賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた35戦目は、オレアンダー賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。