ティロワール（2021年生、母ジュラーレ）

Tiroir

2021.05.01

ティロワール（2021年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファインニードル（当時8歳）と交配したジュラーレが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田村彰啓厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

10月11日、デビュー戦は永井孝典騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。馬体重は423kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、イズジョーヒーローに交わされて5馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のアレイオンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したタプチャンを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

3歳（2024年）

1月4日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で永井孝典騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳B（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永井孝典騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた7戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、3歳B（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた8戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスミレ賞（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月21日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、3歳C1（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は石堂響騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月10日、中2週で迎えた10戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、3歳C1 C2（園田ダート820m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の木尾モデル 園田競馬来場記念（園田ダート820m 雨/重）に出走。鞍上は石堂響騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。