シルバニール（1987年生、母ハーバーエリート）

シルバニール（1987年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時13歳）と交配したハーバーエリートが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハーバー牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、中央障害8戦0勝、地方23戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月28日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

2月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた3戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったイッキアンヘルにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

5月13日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上野清章騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい最後はインターバースと並んで10着同着となった。

7月1日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で上野清章騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、最後はシマノダイヤと並んで3着同着となった。

7月22日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で上野清章騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中竹和也騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のギャラントフィギャをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4歳（1991年）

8月31日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は中竹和也騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月15日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5歳（1992年）

1月6日、中2週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月19日、約6か月半の休養明けで迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中竹和也騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（1993年）

11月22日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた22戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンフレンドから半馬身差の2着となった。

12月6日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた23戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた24戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1994年）

1月5日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は端勝成騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月11日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた26戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた28戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた29戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた30戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で端勝成騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で端勝成騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシマトウショウから1馬身差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で端勝成騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のサンフレンドに3馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

7月19日、中1週で迎えた33戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で端勝成騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で端勝成騎手（11戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったポテンシャルから2馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で端勝成騎手（12戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で端勝成騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月24日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた37戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で端勝成騎手（14戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンサイレントに半馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月10日、中1週で迎えた38戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で端勝成騎手（15戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた39戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、特別アスター賞（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は端勝成騎手（16戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（17戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月4日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（18戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた43戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（19戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8歳（1995年）

1月4日、中2週で迎えた44戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（20戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。