ミッキーマゼロ（1998年生、母ダイナエメラルド）

ミッキーマゼロ（1998年5月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時23歳）と交配したダイナエメラルドが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は築紫洋。戦績は、中央平地6戦0勝、地方31戦3勝。2000年のフェニックス賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、明和牧場から「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場されたが主取りとなった。

山口益巳厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2000年）

7月12日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングエールに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月19日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3歳（2001年）

6月3日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では全く伸びず15着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた5戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のやまもも賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

10月7日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

12月13日、中9週で迎えた8戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

12月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイスダイアンに半馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

4歳（2002年）

2月20日、中7週で迎えた10戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた11戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上A3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮西晃宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮西晃宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた15戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月23日、中0週で迎えた16戦目は、神姫バス杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮西晃宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のトーコーリードをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

6月11日、中2週で迎えた17戦目は、新冠町レ・コード館特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮西晃宏騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮西晃宏騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月17日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、大河内グリーンカップ（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮西晃宏騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた20戦目は、日本・モンゴル民族博物館特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮西晃宏騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた21戦目は、一宮温泉まほろばの湯特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮西晃宏騎手（10戦2勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

11月21日、中0週で迎えた22戦目は、スポニチなにわ賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮西晃宏騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宮西晃宏騎手（12戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で宮西晃宏騎手（13戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた25戦目は、ウイントリーウインドカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で宮西晃宏騎手（14戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

5歳（2003年）

1月22日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で宮西晃宏騎手（15戦2勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた27戦目は、ブルーウェーブ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で宮西晃宏騎手（16戦2勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

2月12日、中1週で迎えた28戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた29戦目は、雪彦山特別（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は宮西晃宏騎手（17戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた30戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、79.3FM GENKIカップ（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた31戦目は、氷上牛乳特別（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は宮西晃宏騎手（18戦2勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月4日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、村井裕章騎手を鞍上に迎えて、城下町いずし特別（園田ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた33戦目は、新冠町レ・コード館特別（園田ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村井裕章騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた34戦目は、丹波さんなん漢方の里特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた35戦目は、阪急高速バス特別（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は村井裕章騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた36戦目は、三日月特別（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村井裕章騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

8月7日、連闘で迎えた37戦目は、朝来町岩津ねぎ特別（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村井裕章騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。