トーコーリード（1998年生、母ティニー）

トーコーリード（1998年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時14歳）と交配したティニーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。戦績は、中央平地21戦0勝2着3回、地方23戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のさんだ”有馬富士”特別(B2)。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

10月15日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は400kg。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

11月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

12月9日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（2001年）

1月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で日吉正和騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は高田潤騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったスーパードリームに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3月18日、中8週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月28日、中0週で迎えた9戦目は、3歳戦の大撫山特別（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高田潤騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で高田潤騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で高田潤騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のアカシア賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は日吉正和騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた14戦目は、C.マンス騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

7月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月28日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた17戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮し、3着に入った。

9月2日、中2週で迎えた18戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた19戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスズランシチーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月21日、中2週で迎えた20戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウエイブルームから1馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

4歳（2002年）

1月19日、中8週で迎えた22戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた23戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の背振山特別（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

3月26日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパリスメリーを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

4月16日、中1週で迎えた26戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、美方町おじろん特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリネンジャンボを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた27戦目は、さんだ”有馬富士”特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るレディスナンプーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月23日、中1週で迎えた28戦目は、神姫バス杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたミッキーマゼロ決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月11日、中2週で迎えた29戦目は、新冠町レ・コード館特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上A3（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた31戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた32戦目は、みなぎ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた33戦目は、やしろメジロ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上A2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた35戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月26日、中1週で迎えた36戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（園田ダート1700m 雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた37戦目は、赤松円心特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた38戦目は、忠臣蔵特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた39戦目は、もちの木特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた40戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、グロリアスステージ（園田ダート1870m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

5歳（2003年）

1月2日、中3週で迎えた41戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、初夢特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた43戦目は、平圭洋騎手を鞍上に迎えて、日本盛健醸カップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた44戦目は、4歳以上A3（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。