リワードキャノン（1995年生、母リワードフレンジー）

リワードキャノン（1995年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコタシャーン（当時7歳）と交配したリワードフレンジーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。戦績は、地方41戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年のはくちょう座特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

太田進厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1997年）

9月29日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンエリーから4馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のパンサークローに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月9日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のサフラン特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1998年）

1月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の松竹梅特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、4着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた7戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白梅特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

3月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の若駒特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず12着に敗れた。

4月26日、中0週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月6日、中9週で迎えた11戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のからたち特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の日日草特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月28日、中4週で迎えた13戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまゆう特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

9月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオオトネディライトをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

9月28日、中2週で迎えた15戦目は、L.ピンカイJr騎手を鞍上に迎えて、日米フレンドシップ・ジョッキー（大井ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた16戦目は、オリオン座特別（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた17戦目は、ラストトゥインクル賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた18戦目は、文京区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた19戦目は、江東区特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月25日、中2週で迎えた20戦目は、ファイナルドリーム賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（12戦2勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4歳（1999年）

5月29日、約5か月の休養明けで迎えた21戦目は、草笛特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

6月8日、中0週で迎えた22戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に入り込んだ。

7月23日、中1週で迎えた25戦目は、アンタレス特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた27戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（14戦2勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の一般C1一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（8戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず14着に終わった。

5歳（2000年）

1月31日、約5か月の休養明けで迎えた29戦目は、宮崎乾司騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

2月29日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎乾司騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（15戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた33戦目は、一般C1四五六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた35戦目は、おとめ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（16戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた36戦目は、わし座特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（17戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた37戦目は、こと座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（18戦2勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月22日、中0週で迎えた38戦目は、さそり座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（19戦2勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したオグリファミリーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

8月17日、中3週で迎えた39戦目は、冥王星特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（20戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた40戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（21戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスーパーシルバーに1馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

9月9日、中1週で迎えた41戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（22戦3勝）。13頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。