シュンエイノバ（1998年生、母スズモアー）

シュンエイノバ（1998年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時8歳）と交配したスズモアーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトファーム。戦績は、中央平地13戦0勝、地方35戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のアルタイル特別(一般B2)。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

8月12日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、5着を確保した。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

3歳（2001年）

2月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた4戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

4月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田村宏之騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村宏之騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田村宏之騎手（4戦0勝）。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村宏之騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた10戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

8月4日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた13戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田鉄平騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

4歳（2002年）

4月21日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から56kg増やして迎えた14戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた16戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シルクマリーンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタイヨウモーションを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月16日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルクマリーンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

7月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のセイカチャートを半馬身振り切って優勝

8月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハカタニンギョウを上がり0位の末脚で半馬身差し切って制した。

8月16日、中1週で迎えた22戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（5戦3勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルゴワールドに1馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

9月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた24戦目は、恋路賞（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（7戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（8戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャーディーガンバを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で平瀬城久騎手（10戦4勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた28戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したギントラを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた30戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般B11（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2003年）

1月11日、中3週で迎えた31戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B10（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた32戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた33戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B10（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた34戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B10（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた35戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた36戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノエブロスに3/4馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

4月17日、中2週で迎えた37戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックストーンに半馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

4月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河端秀俊騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったペアータッチから3馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた39戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で河端秀俊騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトワノカガヤキに3馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

5月26日、中1週で迎えた40戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、しゃくなげ特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた41戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、しらゆり特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた42戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、ヒメジオン特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた43戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた44戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた45戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（4戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた46戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上松瀬竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた47戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた48戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。