フサイチハリアー（1997年生、母Daftiyna）

Fusaichi Harrier

1997.03.31

フサイチハリアー（1997年3月31日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSadler's Wells（当時16歳）と交配したDaftiynaが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

田原成貴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

5月6日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。17頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったヒシマジェスティに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた3戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2001年）

3月18日、約9か月の休み明けで迎えた5戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

5月4日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の梁川特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

6月9日、中4週で迎えた7戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の松前特別（函館芝2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。