スリーシンフォニー（2017年生、母ピュアシンフォニー）

スリーシンフォニー（2017年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートファルコン（当時12歳）と交配したピュアシンフォニーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は新井牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ユートピア牧場から「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場され、永井商事によって1,836万円で落札された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

7月12日、デビュー戦は森裕太朗騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は524kg。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

8月29日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

2020年9月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月2日、中4週で迎えた3戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイプレシャスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月27日、中3週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、琴30Anniversary（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペイシャバレーに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。