ビッグライト（2009年生、母アラマササイダー）

ビッグライト（2009年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシベリアンホーク（当時9歳）と交配したアラマササイダーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、地方27戦4勝2着4回。2012年のクラウンカップ(S3)で2着に入った他、2012年の東京湾カップ(S3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤賢二厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2011年）

11月17日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るニュースメーカーを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2012年）

1月10日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコメディルーティンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

1月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のリュウノタキシードに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月6日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳戦の碧空特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（6戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（7戦3勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキタサンツバサにアタマ差届かず2着となった。

5月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎駿騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月9日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、七草特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎駿騎手（9戦3勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた11戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、如月特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた12戦目は、観梅特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（10戦3勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

7月22日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、涼風特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（11戦3勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた14戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、勇魚特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた15戦目は、赤富士特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

9月10日、連闘で迎えた16戦目は、小金牧特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた18戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルホイップ特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた19戦目は、浦島特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（13戦3勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた20戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したノースリッジにハナ差届かず2着となった。

12月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、日高特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5歳（2014年）

1月10日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた22戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、初富特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったトーセンレディにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

1月28日、中2週で迎えた23戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したケイエスキングオーに半馬身届かず2着となった。

2月12日、中1週で迎えた24戦目は、フレンドリーレイン特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた25戦目は、春音特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステップインタイムに5馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

4月9日、中2週で迎えた26戦目は、花まつり特別（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（14戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた27戦目は、ファンシーステッキ特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。