ロードランナー（1983年生、母キタノアイリス）

ロードランナー（1983年6月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリートウイング（当時17歳）と交配したキタノアイリスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小林牧場。戦績は、中央平地13戦2勝2着2回、地方16戦8勝。主な勝ち鞍は1988年の麒麟山特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

柿本政義厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1986年）

6月11日、デビュー戦は4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。鞍上は柿本政男騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマリーンヒーローをアタマ差制して勝利を掴んだ。

7月4日、4歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月3日、4歳（船橋ダート1500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のサクセスザンオーに1馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

10月30日、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードパワーに3/4馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

12月3日、一般C4七（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で柿本政男騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンプリンスをクビ差制して勝利を掴み取った。

12月24日、サンタクロース特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿本政男騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1987年）

1月20日、一般C4二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿本政男騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月10日、アメジスト特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿本政男騎手。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のウオロービジョンに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにした。

2月25日、一般C3三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柿本政男騎手。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月19日、一般C3二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で柿本政男騎手。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月5日、一般C3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柿本政男騎手。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のコヤマコメツトに5馬身の差をつけて勝利を決めた。

7月8日、ダリヤ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柿本政男騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のクニカツラに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月30日、うなばら特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で柿本政男騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、めのう特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で柿本政男騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラツキーヒウマに1馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。

10月10日、4歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月31日、4歳以上900万下（東京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5歳（1988年）

5月8日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月22日、5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

6月12日、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は田村正光騎手。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したスーパードラゴンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月2日、5歳以上900万下の伏拝特別（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に敗れた。

7月24日、4歳以上900万下のふみづき特別（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

8月7日、ハンデ戦で4歳以上900万下のオーガストステークス（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月10日、ハンデ戦で4歳以上900万下の麒麟山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエルカミノを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切ってトップでゴールを駆け抜けた。

10月9日、4歳以上900万下（東京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は武藤善則騎手。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったアサカローマンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月23日、4歳以上900万下の晩秋特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月13日、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のカツゴーストに3馬身半の差をつけて勝利を掴んだ。

12月10日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の市川ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

6歳（1989年）

2月15日、一般A1 A2（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は日下部一二三騎手。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月20日、ゆきやなぎ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は長島茂夫騎手。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。