コスモパラティーナ（2018年生、母ラファダリ）

コスモパラティーナ（2018年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+シチリア島にある王室礼拝堂の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時15歳）と交配したラファダリが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって3,564万円で落札された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月26日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

3歳（2021年）

1月16日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた4戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた5戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のシングンジェットに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月13日、中4週で迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスーパーアスラーダをアタマ差振り切ってファンの支持に応えた。

8月5日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた11戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の313.5万円以下（大井ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の2011 外国馬地方競馬初参戦賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた13戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた14戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

11月23日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、一般C2三四五（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のワイディドゥバイを半馬身振り切って3勝目を手に入れた。

12月23日、中3週で迎えた16戦目は、ノースポール特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月2日、中0週で迎えた17戦目は、福笑い賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

4月25日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、つなが竜ヌゥ賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1四五六イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた21戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

7月1日、中3週で迎えた22戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の梔子特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた23戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

9月28日、中9週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた24戦目は、エフケイバ成田10周年記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

11月30日、中8週で迎えた25戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

5歳（2023年）

1月3日、中4週で迎えた26戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた27戦目は、そして輝く!ミノ連合杯（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマルハチアポロンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月4日、中1週で迎えた28戦目は、フェブラリー特選（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた29戦目は、長崎街道彼杵宿特選（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた30戦目は、アクアマリン特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた31戦目は、長崎街道大村宿特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。