クランツゲニー（1998年生、母ダスゲニー）

クランツゲニー（1998年6月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時15歳）と交配したダスゲニーが19歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マツケン農場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方28戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の雷神賞(一般C4以下)。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

4月29日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた3戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた4戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた5戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての14番人気で大外17番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はタレてしまい17着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた7戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり17着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた9戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

12月7日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、一般C5チ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2002年）

1月8日、中4週で迎えた11戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のデュークプリンスに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月18日、中0週で迎えた12戦目は、一般C5（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったツジアモルファスから2馬身半差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた13戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木泉騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた14戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木泉騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた15戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木泉騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木泉騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた17戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木泉騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた18戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木泉騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブリーインチーフから4馬身差の2着となった。

5月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木泉騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブリーインチーフから4馬身差の2着となった。

5月17日、中1週で迎えた20戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木泉騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木泉騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノグレースから6馬身差の2着となった。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木泉騎手（12戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木泉騎手（13戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた24戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で佐々木泉騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた25戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐々木泉騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のデュークプリンスに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

9月12日、中0週で迎えた26戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で佐々木泉騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったブンブクグローリーから3/4馬身差の2着となった。

9月28日、中1週で迎えた27戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で佐々木泉騎手（17戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のブンブクグローリーに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

10月26日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は19戦連続で佐々木泉騎手（18戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた29戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で佐々木泉騎手（19戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイアラジンに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

11月22日、中1週で迎えた30戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で佐々木泉騎手（20戦4勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた31戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で佐々木泉騎手（21戦4勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で佐々木泉騎手（22戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2003年）

1月6日、連闘で迎えた33戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた34戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（23戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、一般C4イ（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（24戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノダンディーに2馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

3月13日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた36戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた37戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は三井健一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。