ケイアイアラジン（1999年生、母ケイワンフランス）

ケイアイアラジン（1999年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラッシングジョン（当時14歳）と交配したケイワンフランスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方44戦20勝2着6回。2002年のもみじ特別(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

9月8日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

10月14日、中4週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

12月6日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、2歳（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマアケボノに約21馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

12月30日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のかもしか賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3歳（2002年）

1月7日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本大寿郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のデュプレジャコブに4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

1月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本大寿郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤユウユウに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月14日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松本大寿郎騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトシシゲスズカに4馬身の差をつけて久々の一戦を制した。

10月5日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本大寿郎騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアウィルパワーに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月12日、連闘で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本大寿郎騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャープクリアーから1馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳地方重賞のもみじ特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松本大寿郎騎手（7戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた12戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松本大寿郎騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクランツゲニーから1馬身差の2着に敗北した。

11月17日、連闘で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で松本大寿郎騎手（9戦5勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた14戦目は、品田真樹騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた15戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイセイボーイに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2003年）

1月7日、連闘で迎えた16戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウキュウコマンドに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズサンシャインに7馬身の差をつけて制した。

5月15日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスハードに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月9日、中3週で迎えた19戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったローズパーマーからアタマ差の2着に甘んじた。

6月22日、中1週で迎えた20戦目は、麦秋特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦4勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた21戦目は、ミズバショウ特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（6戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルピアチェーレに7馬身の差をつけて優勝

7月11日、中1週で迎えた22戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（7戦5勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた23戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で平沢則雄騎手（8戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイプスルーに3/4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月23日、連闘で迎えた24戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた25戦目は、リンドウ特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーカスオンミーに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、キキョウ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（10戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケイプスルーに2馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

10月5日、中2週で迎えた27戦目は、サフラン特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（11戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったローランカテドナルから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月17日、中1週で迎えた28戦目は、焼餃子特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（12戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーカスオンミーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月6日、中2週で迎えた29戦目は、シラカバ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（13戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のケイプスルーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2004年）

1月9日、中8週で迎えた30戦目は、初夢特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（14戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガーダンサーに2馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす

1月25日、中1週で迎えた31戦目は、おうし座特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（15戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた32戦目は、向春特別（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（16戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた33戦目は、中央条件交流初午特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平沢則雄騎手（17戦11勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた34戦目は、こぶし特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で平沢則雄騎手（18戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーギャロップに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月2日、中5週で迎えた35戦目は、すずらん特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で平沢則雄騎手（19戦12勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた36戦目は、中央条件交流つつじ祭り特別（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で平沢則雄騎手（20戦12勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた37戦目は、胡蝶蘭特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で平沢則雄騎手（21戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーベッカに5馬身の差をつけて勝利数を18に伸ばす

6月26日、中1週で迎えた38戦目は、ホタル特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で平沢則雄騎手（22戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャンティフェから1馬身半差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた39戦目は、かに座特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で平沢則雄騎手（23戦13勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジャンティフェに1馬身半の差をつけて制した。

7月24日、中1週で迎えた40戦目は、スターマイン特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で平沢則雄騎手（24戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガーダンサーに1馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす

8月9日、中1週で迎えた41戦目は、ほおずき特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で平沢則雄騎手（25戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた42戦目は、ダリア特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で平沢則雄騎手（26戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた43戦目は、ドラマティックナイト賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で平沢則雄騎手（27戦15勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

10月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた44戦目は、狗尾草特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で平沢則雄騎手（28戦15勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネショウレパードから2馬身半差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた45戦目は、銀杏特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2005年）

2月22日、約4か月の休み明けで迎えた46戦目は、早春特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は品田真樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg減らして迎えた47戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、かがり火特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。